こんにちは。ブログ初登場になります、3年笈田です。
昨日、9月26日は、金沢大学付属病院で、夏の終わりの朗読会~子ども編~を開催しました。この朗読会に関しては、約2か月前から、病院の方と連絡を取り合い、作品の選定や制作、院内学級の見学など準備を重ねてきました。大学の地域貢献を担当するものとして、自分の足で地域に出向き、直接地域の人の姿や要望を見ながら、一つの朗読会、公演を作り上げたことは、自分にとって大きな「学び」になったと思います。
昨日のセットリストはこちら
今回の朗読会のテーマは「空」。ということで、空にまつわるお話をしました。
まずは、絵本、紙芝居について。朗読をしていて思ったのですが、金大附属病院の子供たちは、集中力がすごい!子供の朗読会というと、途中で本に飽きてどこかへ行ってしまうというケースも珍しくはないのですが、昨日の子供たちは真剣に集中して話を聞いてくれました。さすがに途中で少し集中力が切れた子に、隣の子が「だめ」と注意しているのをみたときは、学ぶ集団としてのレベルの高さに愕然としましたね。「どうしよー、全然勉強してないやばーい」「わたしもー、やばーい」が口癖のわれわれ大学生も、彼らを見習わなくては……と反省しました。まあこんな話はここまでにして。とかく、普段から本を結構読むという金大附属病院の子供たちのお眼鏡にかなうお話をちゃんと持ってこれたみたいで、私は安堵していたのでありました。
そして今回の目玉企画である、ラジオDJ、ミキサー体験は大盛況でした。はじめの、言葉にまつわるクイズのコーナーでは、全問正解の子もいました!皆さんは、「空知らぬ雨」「空に知られぬ雪」これが何を指した比喩表現だかわかりますか?わからない人は辞書で引いてみてくださいね。
最後に、とあるシチュエーションでときめくセリフを言ってみようというコーナーは、子どもたちのご家族の方など、みんなが参加して盛り上がりました。とあるお子さんのパパが渾身のセリフを言った後に、子どもたちがミキサー体験で「ぶっぶー」というパパを否定する効果音を鳴らしていたのには、一同大笑いでした。この、技術班二木が制作した効果音のでる装置が、子どもたちはたいそう気に入ったようで、最後の方はすっかり使いこなしていました。楽しんでもらえてよかったです。
こんな感じで、昨日の朗読会は終了しました。今回の朗読会は、私だけでなく準備を手伝ってくれた朗読隊メンバー、当日参加してくれたメンバーにとって、よい学びとなったようです。これからも「学び」を通じて地域と大学を結ぶ活動を行っていきたいと思います。
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